一人暮らしの女性の物件選びでの安全対策

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初めて一人暮らしをする女性にとって、どのような物件が安全なのかはとても気になるところです。ただでさえ一人暮らしは不安なことが多いのに、防犯がしっかりしていないと更に不安になってしまいますよね。

ただしあまり高度なセキュリティや防犯対策をしている物件は高額だし、どこまで押さえておけばいいのか悩む方も多いので、ここでは一人暮らしの女性が物件選びの際に最低限おさえておくべき防犯のポイント等について紹介していきます。

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物件自体のセキュリティ

まずは2階以上できれば4階以上

一番一般的な考え方ですが、女性の場合は2階以上の物件を探すのがよいでしょう。1階の物件は庭がついていたり、広かったり、災害の際の逃げ出しやすさなどメリットはたくさんありますが、女性に取ってみると侵入のしやすさ、部屋の中が見えやすいこと、洗濯物等を盗まれるなどのリスクが大きいです。

2階以上、できれば洗濯物等が道路側から見えづらい4階以上の物件から探すのがおすすめです。

モニターフォン(TVモニター付きインターフォン)がおすすめ

モニターがついているインターフォンも安全面ではとても重要です。インターフォンが鳴ったときに来客は誰なのかが画面で見えることで不審者が入ってくることを防ぐことができます。このあと紹介するようにもちろんオートロックも大事なのですが、オートロックでも誰かと一緒に入ることでマンション内まで入ってくることは可能なため、むしろ誰であるかがわかるモニターの方が大事なことも多いです。宅配業者を装ってドアを開けさせようとする被害なども多発していますが、モニターがあればそれを防ぐこともできます。

オートロック物件は価格が上がってしまうことが多いですが、オートロックがなくてもモニター付きのインターフォンがあるかどうかを確認してみるとよいでしょう。

オートロックは過信しすぎない

オートロックも安全面ではとても重要ですが、オートロックを過信しすぎないようにしてください。オートロックはある程度の大きさのマンション等であれば、宅配業者が他の部屋に入る際に一緒に入ってきたり、他の住人と一緒に入ってきても不自然ではありません。あくまでも好き勝手には入れないけれど、少し集合玄関で待機していれば入れてしまうレベルなのです。

高級なマンションだと二重のオートロックなどもありますが、通常のオートロックでも賃貸の場合の相場はやはり少し上がってしまいます。女性=必ずオートロックという考えが浸透していますが、他の安全面での対策や家賃なども考慮して、必須ではなくあった方がよりいいものとして考えるのがよいでしょう。

実はマンションの住人も重要

物件の安全面を考える時に、基本的には外部からの不審者を想定することが多いですが、実は同じマンション内の住人による被害も多く報告されています。また、被害にあわないまでも同じマンションの住人から変なクレームをつけられたり、怪しい人が出入りしているなどで怖い思いをするケースも多いです。ですので、どんなにいい物件であっても、慎重に選ぶのであれば1回の内見だけで済ませず、その後一度訪れてみてどんな人が隣やマンション内に住んでいるのか調べてみるのがよいでしょう。

もちろん購入する場合と違って賃貸の場合はどういう人が住んでいるのかは不動産屋さんは明確に教えてくれることはありませんが、問題がある方が近くに住んでいる場合などは情報を持っていることもありますので恥ずかしがらずに聞いてみるのがいいでしょう。

ホームセキュリティや防犯カメラはないよりはあった方がいい

女性が一人暮らし物件を探す場合、基本的にはセコムなどのホームセキュリティを導入する場合は、別途費用が必要となります。もちろん何かあったときのために入れるのであれば入ったほうがよいのですが、月々の負担額も増えてしまいますし、不審者を未然に防ぐ効果は薄いため、どうしてもという方だけでもよいと思います。防犯カメラも同様で、どちらかというと何かあった後に効果が出るものですので、ないといけないものと思わず、自分の予算と相談して考えるのがよいでしょう。

実は大事な共用部分

マンションの共用部分、特に木や庭などがある外側の共用部分に人が隠れやすいかどうかは意外と重要です。例えば家の前で待ち伏せをしたりする場合、目立たずマンションの前に隠れている場所があると、もしかしたら自分がマンションに入る際に一緒に入ってきてしまうこともあるかもしれませんし、共用部分から自分の部屋を監視することもあるかもしれません。

そのため、特に外側のマンションの共用部分に茂みなどが少なく、人が隠れるスペースが少ない、そして明るくて目につきやすい場所に集合玄関があるのが安全です。安全面だけで言えば人通りが多い場所に集合玄関があるのがよいですが、住みやすさも考えるとそこまででなくとも、不審者がひとり立っていたら目立ちやすい場所であるのが重要です。

物件以外のセキュリティ

どんなにセキュリティレベルの高い物件に住んでいても、駅から部屋までは移動しなくてはいけません。その間で不審者につけられてしまったりすると、部屋の位置を特定されたりとリスクが増えてしまいます。ここではそういった物件以外の安全面について考えていきます。

駅からの道は重要

駅から物件まで歩いて行く道は明るくて比較的人通りが多い道が多いところがおすすめです。もちろん自宅近辺が住宅地の場合はそれほど人通りは多くないところも多いですが、少なくとも暗くて自分以外に人がいない道が多い場所はおすすめできません。何かあっても誰かに助けを呼べる道であるかどうか、一度歩いてみるのがよいでしょう。

物件周辺エリアがファミリーエリアだと安全

もし物件周辺が静かで人通りがそれほど多くない場合でも、ファミリーが多く住んでいるエリアは比較的安全と言えるでしょう。見知らぬ人がいる場合は気づかれやすいですし、住んでいる人々も家族が多いため危ないことは少ないです。

逆に繁華街の近くや一人暮らしの人が圧倒的に多いエリアの場合、様々な種類の人の中では不審な人が気づかれにくく、また何かあった時に助けてくれる人も少ないです。学校や病院などが近くにあり、家族連れが多く住んでいるエリアから物件を探すのがよいでしょう。

最寄り駅も重要

物件の最寄り駅が繁華街の場合、繁華街で働く方々が近くに住むケースや、酔いつぶれた人が事件をおこすケースも少なくありません。暮らしていく中では最寄り駅がアクセスが便利な場所で、お店がたくさんあることはとても便利ですが、いわゆる夜のお店が少ない駅が安全です。ほどよくお店もあり、健全なお店が多い駅を選ぶとよいでしょう。もちろんそういった駅は人気になってしまいますので、探すのは中々難しいかもしれません。

ポイントとしては一度駅の周りを裏道も含めて歩いてみるのがいいでしょう。いい駅は裏通りにいいお店がありますし、一見いい駅に見えても裏通りに健全でないお店が多い駅もあり、これは実際に歩いてみるとよくわかります。なるべく夜の時間に一度散策してみましょう。

また、近くに学校がある場合は健全でないお店はないため、学校が駅のすぐ近くにあるというのもポイントの一つとしてもいいでしょう。

まとめ

一人暮らしの女性が安全に住むための物件探しについてご紹介してきました。家賃をたくさん払えば高セキュリティの安全・安心な物件に住むことはできますが、やはり全てを満たすことはできません。最低限押さえるポイントと自分にどうしたら安全なのかを考えて物件探しを楽しみましょう。

オートロック・高層階・ホームセキュリティ付き・最寄り駅徒歩5分等で探してしまって物件が全然見つからない方も多いので、それぞれの安全対策の意味と効果を考えて削れる部分を削ることでいい物件に出会えることができるかもしれません。住むということは安全だというだけではなく、住んで楽しむ・住み心地がいいこともとても重要です。

それではよい部屋探しを楽しんでください。

一人暮らしマイスター

都内で細々と「街の不動産屋」を経営しています。
地方から東京に出てくる大学生、そのご両親から、初めての一人暮らしについて多くの悩み事相談を受けます。中には、住んでから失敗したという事例もあります。
このブログで、「失敗しない一人暮らし」に関するお役立ち情報を掲載します。
一人でも多くの方が安心して東京で生活できるように願っています。

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