一人暮らしの大学生は、みんなどのくらいの家賃の部屋に住んでいるのか気になると思います。
また「できれば家賃を抑えたい」と感じている大学生の方も多いのではないでしょうか?
今回は、統計から大学生の平均的な家賃額と、家賃をおさえる3つのポイントを解説していきます。
大学生の一人暮らしで家賃の相場は約5万円
全国大生協連が実施した「第57回学生生活実態調査の概要報告」によると、大学生の1か月あたりの家賃平均は53,920円だったと公表しています。
同調査では大学生の支出についても調査されており、支出のうち約7万円前後の仕送りを親から送ってもらい、生活費や家賃にあてているという大学生が多いのがわかります。
この調査でわかったのが、大学生の一人暮らしは家賃などの支出が多いということですが、どうすれば毎月の出費を抑えることができるのでしょうか?
大きな固定費となる家賃を少しでも抑えるためにできることを、次の項目で解説していきます。
一人暮らしをする大学生が家賃を抑えるポイント
- 駅や商業施設から離れたところの物件を探す
- 自転車や徒歩通学圏内の部屋を探す
- セキュリティーや間取りは優先順位を決めて物件を探す
大学生の一人暮らしを想定した物件はさまざまで、設備や間取りなどが異なるので家賃も大きく変動します。
例えば、物件の近くに駅やショッピングモールなどの商業施設がある場合は、土地価格がそもそも高いことから家賃も跳ね上がります。
またオートロックや防犯カメラ設備が完備されており、24時間管理人駐在のマンションなどを探した場合は、設備費や人件費が加算されるので家賃や共益費などが高くなる傾向にあるので、条件に優先順位を決めて物件を探すようにしましょう。
最後に大学までの通学時間の目安は、徒歩で片道約30分程度(約2km)なので、この距離を目安に部屋を探すことで、通学にかかる交通費も節約できます。
まとめ
大学生の一人暮らしの家賃平均は約5万円で、多くの大学生が親からの仕送りを生活費や固定費にあてていることがわかりました。
少しでも家賃を抑えるために、大学生の一人暮らし向け物件の選び方に注目してみましょう。
- 商業施設や駅の近くではない物件を探す
- 大学まで徒歩や自転車で通える範囲の物件を探す
- 設備や間取りに優先順位をつけて物件を探す
これから一人暮らしを始める大学生の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。